ブランドコンセプトの体現

2023.05.19

/ コラム

新しく開業するホテルも、大型改装を機に心機一転リブランディングするホテルも
当然、デザイン力やサービス力を駆使してより良いものへ転換することを目指すと思います。
ただ、目指すといっても「良い」には異なる方向性があり、それを示すための指針がブランドコンセプトに当たります。
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Index
|1.コンセプトの重要性
|2.コンセプトに基づいたブランディングデザイン
|3.まとめ
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1.コンセプトの重要性
ホテルのブランディングで最も重要視すべきは、ブレることのない
【施設に深く根ざすブランドコンセプト】を掲げることと言ってもいいかもしれません。
この点は宿泊施設のみならず、サービスやプロダクトを展開するすべての企業に共通するのではないでしょうか。
このブランドコンセプトがなければ、途中で自分たちの目指すべき方向を見失ってしまい、
ブランドを成長させ続けることは難しいでしょう。



2.コンセプトに基づいたブランディングデザイン
ブランドコンセプトはクリエイティブにも深くかかわってきます。
弊社がブランディングデザインとよんでいる領域は、各媒体を用いて
クリエイティブな視覚的アプローチによりブランドの世界観を確立することを指します。

具体的に言うと、ブランドの要素(コンセプトに基づいたシンボル、カラー、タイポグラフィ、フォトテイスト等)を駆使した
・ブランドロゴ ・キャッチコピー ・Webサイト・写真、動画
・館内サイン・館内インフォメーションツール ・パンフレット等の紙媒体
・名刺、封筒等のビジネスツール ・スタッフが着用するユニフォーム
等の制作が挙げられます。
よって、ブランドコンセプトの体現=上記の指針を定めることとも言い換えられます。


3.まとめ
そのためにも「自分たちの理想のあり方」を言語化したコンセプトが必要となるのですが
ビジョンを詳細に言語化することは中々簡単なことではなく、よほど明確な目標がなければ
最初は霧をつかむような感覚かもしれません。

しかし、ブランドコンセプトさえ決まればそれが道しるべとなり、進むべき方向が見えてきます。
さらに、提供するあらゆるコンテンツ(デザイン、サービス、空間、人材)へ落とし込むことで
一貫性を持ったアウトプットが可能となり、どこを切り取ってもしっかりとブランド(らしさ)を感じられる
独自の価値の創造へと繋がっていくでしょう。
 


プライムブランディングデザインでは
弊社・弊グループ会社を通じて、ブランドの体現に関わるあらゆるデザイン(制作物)を一括で請け負うことが可能です。
ブランドコンセプトの体現に少しでも重要性を感じた施設様は、是非お気軽にご相談ください。

※プライムコンセプトにも同記事を掲載しております。こちら