ケーススタディ1

2022.05.27

/ ブランディング事例

今回ご紹介する事例は、鹿児島県いちき串木野市にあるFukiagehama Field Hotelさまです。
年々急増するグランピング施設における差別化を図るべく、開業前の立ち上げ段階からブランディングのご依頼をいただきました。
吹上浜の非日常な世界観の中で過ごす体験は、オープン以来高いリピート率を誇ります。

新しいアウトドアスタイルとして広まったグランピングは「グラマラス(華やかな)」+「キャンピング」を組み合わせた造語で
ホテルのように設備の整ったテントやコテージに泊まり、準備いらずで自然を満喫できることから
キャンプに興味のある若い世代を中心に人気を集めています。


グランピング需要が高まる一方で、提供するサービスがどうしても似たり寄ったりになってしまう点から
今回の解決すべき課題は主に下記の2つ。


①埋もれてしまわないよう、如何に独自のブランドを確立するか。
②地場の強みや魅力的な世界観を、どう表現し伝えるか。



これらをブランディングデザインで解決した結果、みごと自社サイトの予約率が常に60%を超える人気施設へと成長しました。
その柱となったのが、下の2つのActionです。
 

「人生の特別な1コマを描く場所。」というコンセプトを体現するように
現地のサイン、施設パンフレット、ビジネスツール、Webサイトに至るまで、すべてのデザインに一貫性を持たせたブランディング設計を行っています。
また、Web上でも実際に訪れた際も、最大限施設の魅力を感じていただけるように、
ロケーションや時間の移り変わりに配慮して様々な仕掛けをちりばめました。

敷地内には、宿泊者が記念に撮影、発信(SNS)するシーンを考え、
サインを駆使したSNSでの共有に役に立つフォトジェニックなスポットを多数用意。
施設名のハッシュタグをつけ、魅力的に紹介することで拡散を狙います。
その結果、フォロワー数が増加し、それを見た別のユーザーが興味を持ち、実際に施設へ足を運ぶ…
そんな好循環を生み出し、施設のさらなるブランドイメージ・知名度の向上へと繋がっています。

ブランディングの際はしっかりとターゲットを見極め、アピールポイントを決めて形作っていくことが大切です。


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